転職してわかった、私に合った働き方は訪問看護だった

訪問看護のこと

こんにちは。訪問看護師のじんのともよです。
「もう看護師辞めようかな」と思って転職を活動した時に見つけたのが、
『訪問看護』でした。初めは「人に家に行くのはちょっとなー。。。」と、ややネガティブな印象でした。
でも、知れば知るほど「こんなに働きやすくてやりがいがあるなんて」と感動。

この記事を読んで少しでも訪問看護に興味を持ってくれると嬉しいです。

初めての訪問、感じた“違い”

訪問看護に転職して最初に感じたのは、「時間の流れが違う」ということでした。1回の訪問は30分から1時間程度。その時間は、まるごと目の前の利用者さんのためだけに使えます。
これは本当に素晴らしい。

病院勤務の時はいつも「看護師さん忙しそうだから」と、気遣いしてくれる優しい患者さんが我慢してしまうことも多くありました。
他の患者さんのナースコールで呼ばれ「少しお待ちくださいね」を何度言ったことか。
他のサービス業なら許されないくらいお待たせしていたと思います。

働きやすさの理由

訪問看護が働きやすいのには、以下のような理由があります

  • 自分のペースで働ける
    訪問スケジュールを事前に調整できるので、慌ただしさが少なく、計画的に動けます。
    どのタイミングで休憩をとるかだけでなく、移動時間も一人でゆっくり過ごすリフレッシュタイムになります。ナースステーション嫌いの私には一番嬉しいポイント。
  • じっくり関われる
    目の前の一人に集中できるので、観察力やコミュニケーション力が自然と高まります。
  • ライフスタイルとの両立
    基本的に日勤帯の業務なので、家族との時間や自分の趣味の時間も確保できます。
    夜勤をしていた時は「夜勤明けの時間」を楽しむことも悪くないと思っていましたが、やはり夜は寝たい。年を重ねると体に無理が効かなくなります。

訪問看護は、こんな人におすすめ

  • 病棟の忙しさに疲れてしまった人
  • 一人ひとりと深く関わる看護をしたい人
  • ワークライフバランスを大切にしたい人

もちろん、訪問看護にも向き不向きはあります。
一人で判断を求められる場面もあるため、責任は大きいです。
しかし、その分、自分で考えて行動できる力が育ち、看護師としての成長を感じられます。

まとめ

訪問看護は、「看護師らしく、でも自分らしく働く」ことができる働き方です。忙しさの中で心が疲れてしまった方にこそ、ぜひ一度考えてみてほしい選択肢です。

自分の時間を取り戻しながら、目の前の人に寄り添うやりがいを感じられる日々。

それが、私が訪問看護で見つけた“私に合った働き方”です。

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